2009年08月01日
奈良 日本一の山城 高取城
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日本三大○○と言うのは良く聞く言葉だが、日本三大山城と言えば、奈良県の大和高取城・岡山県の備中松山城・岐阜県の美濃岩村城を言うそうです。中でも高取城は、麓から本丸までの高低差が390mあり、これは三城の中でも一番高く、この差が大きいほど難攻不落と言われる事から、高取城が日本一の山城であると言われている。
標高583.9mの高取山に城が築かれたのは、1332年(元弘2年)の事。南朝方に属した越智八郎邦澄が築城したと言われています。その後、郡山城主となった豊臣秀長の命を受け、1583年(天正13年)に本多氏が入城、より堅固な城郭へと生まれ変わります。本多氏が絶えた後は、譜代大名の植村家政が入城し1873年(明治6年)の廃城まで14代に渡り居城しました。
現在、楼閣などはことごとく消滅しましたが、石塁等が所々残っていて当時の威容さを垣間見る事が出来ます。壺阪口門跡のすぐ近くまで車で行く事が出来ますが、路上駐車になりますので、自己責任でお願いします。また、夏場はスズメバチやマムシにも注意が必要です。