2011年12月
2011年12月17日
静岡 駿府城
日本100名城の1つである駿府城は、過去3回同じ場所に建てられています。最初が1399年に今川泰範により今川氏の居城として築城されました。2回目が1585年(天正13年)に駿河国を支配した徳川家康が浜松城より居城を移して築城しました。最後が1608年(慶長13年)徳川家康が大御所となり、天下普請として城の大修築を行いました。
駿府城は三重に堀が廻らされた五層七階の天守閣を持つ立派な城でした。現在では、外堀の一部と中堀の全ては残ってるが、内堀は完全に埋め立てられていて、駿府公園として整備されています。外堀と中掘の間には、官庁や学校などの公共施設が林立しています。
天守・櫓・門などの建造物は現存していないが、戦後になって巽櫓と東御門が復元され一般に公開されています。実際に見所と言うのは中堀と、この巽櫓と東御門しか無いです。
■問合せ:静岡市公園整備課
■電話:054-221-1433
■公開時間:駿府公園 自由
東御門・巽櫓 午前9時〜午後4時半
■休園日:月曜日(祝日、休日の場合は開館)
■見学料:東御門・巽櫓 大人200円/小人50円
■駐車場:専用駐車場無し
2011年12月16日
神奈川 JAよこすか葉山 すかなごっそ
平成23年6月2日に横須賀市長井の国道134号線沿いにオープンした「すかなごっそ」は、JAよこすか葉山が開設した大型農産物直売所です。ドライブ中に、たまたま発見したんですが、最初「道の駅」かと思いました(笑)今後、横須賀・三崎方面の情報コーナーなんか出来て、今後道の駅に発展しそうな予感がしますね。
「すかなごっそ」の「すか」は横須賀の「すか」、「すかなごっそ」の「な」は新鮮野菜の「な」、「すかなごっそ」の「ごっそ」は「ごちそうさま」の意味があるそうで、一般公募により集まった363案の中から選ばれたそうです。地元産の新鮮な野菜はもちろん、手作りの加工品やお惣菜も販売されていました。
後で知った事なんですが、イートインコーナーで販売されている関口牧場のソフトクリームが美味しいそうです。中でも、トマトとバニラのミックストフトが気になってしかたありません。近々食べに行ってきます(笑)
ちなみに有名なカフェ・ド・クルーのよこすか海軍カレーパンもここで買うことが出来ますよ。
「すかなごっそ」では、お得なイベントが沢山企画されてるので、是非利用してみてください。ホームページのイベントカレンダーでチェックできますよ。
■住所:神奈川県横須賀市長井1-15-15
■電話:046-856-8314
■営業時間:午前9時半〜午後6時
■定休日:水曜日(祝日の場合営業)
■駐車場:148台
2011年12月14日
石川 金沢 犀川大橋(さいがわおおはし)
金沢市内には、大きな川が2本流れていますが、それぞれ「犀川(男川)」、「浅野川(女川)」と呼ばれています。犀川大橋は、この犀川と国道157号線が交差する所に掛けられた大きな橋です。この付近は、金沢の繁華街が近く、交通量の非常に多い所なので、しょっちゅう渋滞してますね。
いつもは車で通過してるので、気にも留めてなかった犀川大橋ですが、今回徒歩で渡る機会があったので、色々調べてみました。ここに最初に橋を架けたのが、加賀藩主・前田利家で1594年(文禄3年)だったそうです。その後、たび重なる洪水で損傷を受け、1898年(明治31年)に最後の木製の橋が架けられたそうです。
そして、1919年(大正8年)に片町止まりだった北陸鉄道金沢市内線を延長する為に鉄筋コンクリート製の橋に架け替えられましたが、不運な事に1922年(大正11年)8月の大雨で流されてしまったそうです。その後、1924年(大正13年)に現在のような形となって犀川大橋が完成しました。
この様な形式の橋は当然ながらサビ止めの意味でペンキ塗りが必要になりますが、過去に4回塗り替えがされてるそうです。現在の色は、下から上に行くに従って薄くなる青系統の5色のグラデーションに塗られていて、なんだかお洒落ですね。そして、鉄橋大橋として国内有数の歴史を持つ犀川大橋は、国の登録有形文化財にも指定されています。余談ですが、上部中央に橋名板が掛けられてますが、これはこの橋が完成した当時に石川県知事であった長谷川久一氏が記した物だそうです。