2006年03月20日
石川 能登半島最北端
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輪島を出発して国道249号線をどんどん北上(正確には北東方面だが)し、大谷町で県道に入りそのまま海岸沿いのを走るとやがて最北端の禄剛崎にたどり着く。こういった岬とか半島の先端には大抵灯台があるが、ここ禄剛崎にも禄剛崎灯台と言うのがある。
灯台登り口の大型駐車場に車を止め、案内表示にしたがって急な坂道を登り始める。この坂道が半端じゃない急坂で、日ごろいかに運動してないかを思い知らされる事になる。登って行くにつれてだんだん視界が開けて来るが、のんびり景色を楽しむ余裕なんて・・・時間にして約10分位だったがいい運動になった。
禄剛埼灯台は明治16年にイギリス人技師により設計されたフランス製不動レンズを使用したドーム型灯台である。明暗光を電気の点滅によらず、遮蔽板回転で行う方式は全国唯一のものである。また、灯台正面の記念額に菊の御紋章がついているのは全国でここだけだそうです。この灯台の光の到達距離は19海里(約35km)もあるそうです。
灯台のすぐそばに、東京まで302kmとかウラジオストックまで772kmとか釜山まで763kmと言った標識が立っていて、この日は残念ながら見る事は出来なかったけど、晴れた日には立山連峰や佐渡ヶ島まで見えるそうです。そして海から昇る朝日と海に沈む夕日が同じ場所から眺めることが出来る事でも有名です。例の急坂を除けば、人のあまりいない穴場的な所で、のんびり過ごすには最高の場所ですよ。