2015年08月23日
北海道 小樽 メルヘン交差点の蒸気時計
スポンサードサイト
小樽の蒸気時計は、平成5年(1993年)にメルヘン交差点の小樽オルゴール堂の前に設置されました。小樽観光の中心的存在であるこの地が「メルヘン交差点」と呼ばれ始めたのもこの頃からで、正式名称は堺町交差点と言う。
さて、この蒸気時計ですが製作したのはカナダ人時計学者のレイモンド・サンダース(Raymond Saunders)氏で、蒸気の力で重りを巻き上げて時計を動かしています。同氏によって作製された蒸気時計は世界に5つ(カナダに3つ、アメリカに1つ、小樽に1つ)あるそうですね。
この蒸気時計には、ファン等を動かすための電気のモーターが3ヶ所に設置されていますが、時計本体を動かす機構は蒸気で駆動される重りを動力源にした振り子式との事です。時計の上部には蒸気による笛が5つ備えられていて、15分毎に蒸気を噴き出して心温まるメロディーを奏でています。